約10年前に実家を片付けた時から、ずーっと、気になってたことがあります。
『他の家の人はどう暮らしてるのだろう?』
テレビのニュースで出てくる高齢者の部屋をジックリ観察する程、私が関心を寄せるところです。
純粋に体の具合が悪くなる中、片付いていない部屋でどうやって過ごしているのか?
そんな中、縁あって1年前から、高齢の方の部屋の片付けを始めています。想像を超える、おびただしいモノの山。モノを捨てる、という概念がない高齢者はあきらかに使っていないモノに囲まれて。
そこには暮らすという言葉が当てはまらない現実がある事。
そうなる前にどうすれば良いのか?
どこかの時点で片付ける事が出来なかったか?
課題が沢山ありました。
片付けの現場作業で知った、えっ⁉️と、思う事も多々あって。それは見た目より介護ベッドが重たい💦
何度か、介護ベッドを動かす場面がありましたが、大人数人掛かりです。
先日は『介護ベッド設置した後だけど絨毯敷きたい!』で、4人掛かりでした。
そんな事から介護ベッドを入れる前のタイミングで、部屋は片付けられるといいな、と思います。
そして、ベッドからおトイレまでの動線上には何も無いようにする事!
何も無ければ、すぐに手すりも設置出来ます。

高齢者の部屋の片付けは考えている以上に大変ですが、終わった後はお客様の生活が劇的に変わり、皆さん、前向きになられるので
やって、良かった!
と、毎回感じます。